<はじめにお話ししたいこと> 私が皆様方に最初にお話ししたいのは、今後転勤がある人が新築マンションを買うのには大きなリスクがあるということです。 私は35年前に約60uの船橋市の駅8分の新築マンションを650万円で購入しました。そして、6〜7年経って、それを1600万円で売却し、花見川区の新築戸建(5SDK、土地50坪)を3000万円で購入したのです。 今、当時の650万円のマンションを買うとしたら、3000万円位はするでしょう。余りにもその差がありすぎます。まだまだ新築マンションはリーズナブルになって良いはずです。 従来は、3000万円の新築マンションを買えば、5〜6年すれば、通常20%位下がって2400万円位になっていました。10年すれば30%ダウン、20年すれば50%ダウンでした。 もし、3000万円の物件を3000万円の借金をして買い、その後会社の事情で数年先に転勤になった場合、そのマンションを処分していくとすればどうでしょう。 その時、売却価格が30%ダウンになったとしたら、約900万円の手持ち資金で穴埋めをして売却しなければなりません。これは容易なことではありません。 最初の数年は殆んど金利の支払いだけで、ほとんど元金は減っていませんからね。 それで、どうしようもなく動きの取れない人がいます。この点シッカリ考えていただきたいと思います。 みすみす、30%ダウンになることが分かっているのに、転勤族が新築マンションを買うのは能がないと言うものでしょう。 今は、中古のマンションか土地付一戸建てを買っていたほうが無難です。 しかし、そこに永住することがハッキリしている人や金銭的に余裕のある人はまた違った考えがあると思います。 <ワンポイントアドバイス> 不動産の購入にあたっては、親切な良い不動産会社を見つけることで、50%成功したと考えて良いでしょう。 物件はどこの不動産会社も同じなのです。コンピューターで情報が回っているからです。 |